学際的研究による古代出雲社会像の再構築

山陰研究プロジェクト2602 

期 間:2026-2028年度
代 表:岩本 崇(法文学部 准教授) 

目的

 本研究の目的は、大型対象物の内部構造を可視化するミュオンラジオグラフィと、対象物の外観の高精度な形態情報を取得できる3D計測技術を複合した調査により、古代出雲の中心地にある大型古墳の実態把握を大きく前進させ、それを起点に古代出雲の地域社会像を更新することにある。
 そのため、考古学による古墳構成要素の比較分析を中核に据え、諸古墳を含む広域の航空レーザー測量成果、周辺の古環境情報をもとに、景観学の観点からも古墳相互の関係性を見直す。また、考古学による社会構造研究と歴史学による国家的諸制度をめぐる研究成果とをつきあわせる。
 このように遺跡調査に新技術および文理融合型の学際的視点を導入することで、古代出雲の地域社会構造の解明にブレークスルーをもたらし、地域の視点から日本列島における古代国家形成モデルの再構築を試みる。

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安来市飯梨穴神古墳の石棺式石室

研究発表・報告

  • 2026年度

進捗状況

◆2026年度の研究計画と目標

  • 松江市山代二子塚古墳の墳丘3D計測
  • 安来市飯梨穴神古墳の発掘調査
  • 6・7世紀の出雲地域の社会像をめぐる先行研究の到達点と課題の確認

◆2026年度進捗状況

 

研究参加者

岩本  崇(法文学部・准教授/考古学 ※プロジェクト代表者)
桜田真理絵(法文学部・准教授/日本史学)
米  康充(生物資源科学部・准教授/リモートセンシング学)
吉田 純也(東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター・准教授/素粒子物理学)
吉松 優希(島根県立古代出雲歴史博物館/主任学芸員)
平石  充(島根県埋蔵文化財調査センター/高速道路調査推進スタッフ調整監)