近代松江の政治・文化史的研究―福岡世徳文書・渡部寛一郎文書の調査・整理・翻刻・分析を通して―

山陰研究プロジェクト1103 

期 間:2011-2013年度
代 表:竹永 三男(法文学部教授・日本近現代史)

目的

 本プロジェクトは、2008~2009年度山陰研究プロジェクト「初代松江市長・福岡世徳文書の解読・翻刻・研究と『初代松江市長・福岡世徳―史料と研究』(仮題)の刊行」)の研究活動を発展されることを目的とする。
  前プロジェクトです、福岡世徳文書の翻刻・公表・分析を基礎に、福岡市長の松江振興策実現のための陳情・情報収集活動の実際を具体的に明らかにし、また、その一環としての山陰における鉄道敷設運動の初発期の実際を実証的に明らかにした。
  この成果を承けて、本プロジェクトでは、福岡世徳文書の中核である「公務手帳」の翻刻・公表を完結させるとともに、関係史料をもとに『評伝・初代松江市長福岡世徳(仮題)』を山陰研究ブックレットの1冊として刊行する。
  併せて、研究対象を近代松江の教育家・政治家である渡部寛一郎に拡げ、同文書の翻刻・研究を進める。

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研究発表・報告

年度計画と成果

研究参加者

※プロジェクト代表者は★を付す。

  • 竹永 三男(法文学部教授・日本近現代史)★
  • 大國 由美子(日本近代史)
  • 居石 由樹子(日本近代史)
  • 小林 奈緒子(島根大学職員・日本現代史)
  • 沼本 龍(松江市教育委員会文化財課史料編纂室・日本近代史)
  • 本井 優太郎(大阪大学大学院・日本現代史)
  • 内田 融(島根県公文書センター・日本近代史)

(7名)

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