山陰地域のイノベーションと相互依存効果に関する研究
山陰研究プロジェクト1202
期 間:2012-2014年度
代 表:野田 哲夫(法文学部教授)
目的
地域にとってのオープンイノベーションを地域産業の生産性決定要因として、内部資源と外部資源を計測することで「連結」効果を組み入れた「知の共有化・創出」による生産性分析モデルを構築することを目標とする。

研究発表・報告
- 2013年度
- 2012年度
進捗状況
【2012~2013年度】
地域にとってのオープンイノベーションを地域産業の生産性決定要因として、内部資源と外部資源を計測することで「連結」効果を組み入れた「知の共有化・創出」による生産性分析モデルを構築することである。
2年間(2012年度,2013年度)で内部資源と外部資源に関する企業アンケート調査票を作成し山陰地域および他地域の企業への調査票の送付と回収、また、調査票の集計・統計分析を行い、企業のオープンイノベーションの活用度、および貢献度、またその相関を分析した。
- report20140223.pdf
【2014年度の計画・目標】
引き続き山陰地域および他地域の企業へ内部資源と外部資源に関するのアンケート調査を実施し、調査票の集計・統計分析を行い、企業のオープンイノベーションの活用度、および貢献度、またその相関を分析する。そして3年間のデータを基に、企業のオープンイノベーションの活用度、および貢献度とさらにこれらの企業成長との関連をパネルデータ分析によって推計する(定量的分析)。
また、アンケート調査に表れた特徴的なケースに関してヒアリング調査を行い、オープンイノベーションを地域産業の生産性決定要因に関する定性的分析を併せて進める。
研究参加者
※プロジェクト代表者は★を付す。
- 野田 哲夫(法文学部教授)★
- 石川 健(法文学部教授)
- 丹生 晃隆(産学連携センター准教授)
- 佐藤 美樹代(山口大学大学院理工学研究科博士課程)
- 谷花 佳介(法文学部山陰研究センター客員研究員)
(5名)