初代松江市長・福岡世徳文書の解読・翻刻・研究と 『初代松江市長・福岡世徳―史料と研究』(仮題)の刊行

山陰研究プロジェクト0803 

期 間:2008-2010年度
代 表:竹永 三男(法文学部教授:日本近現代史)

目的

初代松江市長・福岡世德は、松江市制施行の1889年(明治22)5月から1911年(明治44)7月まで市長職を務め、鉄道敷設・馬潟港・聯隊誘致を中心とした松江市の都市基盤整備に尽力したが、その事績研究は、本プロジェクトがかつて「福岡世德文書」を収集し、その一部の分析に基づいて発表以外にはなく、研究の展開が待たれている。

本プロジェクトは(1)2009年が松江市制120周年にあたること、(2)現在「開府400年」記念事業を展開している松江市にとって、近代の市政施行後の都市的発展とその課題を、当時の市長の直筆文書という一次史料を分析して究明することは、重要な学術的貢献になると考えている。

 

研究発表・報告

進捗状況

研究参加者

※プロジェクト代表者は★を付す。

  • 竹永 三男(法文学部教授:日本近現代史)★
  • 大國 由美子(郵便局株式会社:日本近代史)
  • 小林 奈緒子(島根大学附属図書館:日本現代史)
  • 沼本 龍(松江市教育委員会文化財課:日本近代史)
  • 本井 優太郎(大阪大学大学院文学研究科博士課程:日本現代史)

(5名)